南国の花 ― 2017年05月06日 09時50分
元町からメリケンパークへ行く道すがら、小さな公園で黄色い花が咲いている木を見かけた。
これです。 名前は、イペー
これです。 名前は、イペー
ブラジルの国花であり、リオデジャネイロ日系協会から贈られたのだそうです。
ノウゼンカズラの仲間ですが、つるではなく木に大ぶりな花が咲く。
ノウゼンカズラは夏に咲く。
よく似ている花だけど春にこの黄色は目立つなあ。
100年以上前、このメリケン波止場から南米に移民した人が多数いた。
その後の友好の証がこの木である。
以前このメリケンパークを歩いていると、2人組の婦人の呼び止められたことがある。
道を訊かれたように記憶している。
その人は「今じゃ農園主。」みたいなことを笑いながら話してくれた。
その人もここから旅立ったのか。
祖国に戻ってこれるとは幸運だったはず。
イペーの花を見ると日本にはない花であるの明らか。
南米で日本とは違う環境で移民はいかに心細かったか。
移民ということに思いをはせる。
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