サヴィニャック展へ2018年11月06日 09時59分

久しぶりの更新です。 なかなかネタが無くてね。。。

で、兵庫県立美術館で開催中のポスター画家、サヴィニャック展を見てきた感想などをちょこっと報告します。


「サヴィニャックーーパリにかけたポスターの魔法」と題した美術展です。

フランスを代表するポスター画家で、それまで主流だっ他装飾的な要素をなくし、シンプルかつ陽気な作品で戦後ポスターの歴史に新たな時代を開きました。(チラシから抜粋)

美術館入り口には大きな牛のパネル。


もとは、フランスの牛乳石鹸のポスター。 シャボンオレ!!

こちらのわんこの広告は旅行会社のもの。


とってもかわいい

作品は、もとになった原画や、ポスターそのもの、そして実際に当時のパリ街角に掲示された風景写真などが展示されてました。

原画は、意外に大きくて、10号以上の作品が多く、驚いたことに合板にグアッシュで描かれてました。 絵具の扱いやすさと発色の良さで使われたのかと思います。後になって、アクリル絵の具の作品もありました。

ポスターは最初リトグラフで、あとでオフセット印刷になったようで、こんなリトグラフなら自分の部屋に飾りたい。。。などと思いながら見ていきました。

オランジーナの広告

ダンロップの広告

とっても明確に何を訴えたいか分かりやすいポスター群。

とにかく本の表紙から様々なものの広告ポスターがたくさん。

どことなく見たことあるなあと親しみやすく、その素敵な色彩に魅了されました。

トリコロールを基調にした作品など、ほんとにフランスらしい。


人があまり多くなくてゆっくり見れたのも好印象。

そして記念にポストカードを買いました。


これ、豊島園のもの。 日本の会社も依頼したことがあるんですね。

是非、一度足を運んでください。

12/24まで開催中