エリカの花散るとき2017年03月02日 09時44分

エリカの花が、旧武藤邸の庭に咲いていました。


エリカは、ヒースとも呼ばれツツジの仲間です。

小花がびっしり咲きますが、木全体花盛りでも、小さい花なので見とれる花ではありません。


でも鈴みたいでむれていて可愛い。 

この黒っぽいところは葯袋だそうで、その色からこのエリカはジャノメエリカと呼ばれます。




青い海を見つめて
伊豆の山かげに
エリカの花は 咲くという
別れたひとの ふるさとを
たずねてひとり 旅をゆく
エリカ エリカの花の咲く村に
行けばもいちど 逢えるかと・・・

山をいくつ越えても
うすい紅いろの
エリカの花は まだ見えぬ
悲しい恋に 泣きながら
夕日を はるばる つづくのに...


と、「エリカの花散るとき」という歌があります。

ちょっと悲しい歌。

嵐が丘にもヒースが出てくるように、悲壮感が漂う。

荒涼とした荒地が似合う冬の花。 

それで花言葉は「孤独、寂しさ」

でも様々な花咲き誇る春は目の前。花焦がれるのは一休み。