神戸ゆかりの美術館で、2017年06月21日 08時52分

夜中から久しぶりの雨でした。

今は小ぶりで、天気は回復傾向です。

これだけでは、水不足解消とはいかない。

農家にとってはやきもきする日が続きそうですが、

応援隊長にとってはちょっと嬉しい。

明日は夏至ですが、その日がはれの予想な事。 めったにない晴れなのでわくわく。

で、神戸ゆかりの美術館で開催中の展覧会を、先日みて来ましたのでちょっとそのことについて。

六甲アイランドのある「神戸ゆかりの美術館」では、

アカデミーバーの壁画を描いた作家たち」という企画展が貝さ愛されています。

これは、三ノ宮に遭ったアカデミーバーの漆喰壁に1950年代に音連れた画家たちに寄せ書きを描いてもらいました。 その寄せ書き部分を店が閉店したのを機にその部分を切り取り神戸市に寄贈したそうです。

その寄せ書きを描いた画家たち16名の作品展でした。

小磯良平、田村孝之助、竹中郁、など

切り取られた部分は、108x185cm

意外と小さいなあという感想ですが、 その寄せ書きはちょっとモダン。


黒ずんだ漆喰がまたいいですね。

傘があったり猫がいたり。 

多分先に描いた人の絵に合わせて次の人が描きこんだのでしょう。

スカーフにでもしたら小粋?


これが小磯良平作。「二人の女」

抑えた色調が女性のらしさを示しているよう。 
なかなか、優しさを絵で表現することは難しいと思います。すごい


こちらはチラシの表にも載っている田村孝之助の「海をたたえる」


描写を抑えて躍動感を出しています。

意外と小さくて111cmx162cm、 壁画でも十分良い絵になりそうです。

これは、小松増喜「英三番館(第9作)」。


建物の玄関だけを描いて絵になるとはそれはすごいと思います。

人に少ないテーマを描いてみてもらえろのは確かな技量があるから。

普通は目にも止めてもらえない。

入場料は200円。六甲ライナーで行くにはちょっと面倒ですが、何かの機会にどうぞ

作品展は25日まで。お急ぎください。

次は「手塚治虫」展が開催予定(7/8~)

これも楽しみです。